このページは、下記回分を掲載しています。
第11回 撮影講座10 浅草を撮る(2020.12.9掲載)
第10回 撮影講座9 豊洲を撮る(2020.11.3掲載)
第9回 撮影講座8 猫を撮る(2020.10.7撮影)
第8回 撮影講座7 建物を撮る(2020.8.22掲載)
第7回 撮影講座6 望遠レンズの攻略法(2020.7.5掲載)
第6回 撮影講座5 商店街の撮り方(2020.6.20掲載)
第5回 撮影講座4 広角レンズの攻略法(2020.3.3)
第4回 撮影講座3 冬の光を撮る(2020.2.2掲載)
第3回 撮影講座2 橋を撮る(2020.1.17掲載)
第2回 撮影講座1 イルミネーション(2019.11.20掲載)
第1回 鷹野晃の散歩写真五カ条・基本篇(2019.10.22掲載)
ワンポイントレッスン 第11回
撮影講座10 「浅草を撮る」
2020.12.9掲載
12月26日(土)の撮影会のためのアドバイスは、下見のときの写真からです。
1 その場所、その時期ならではを意識しましょう。 ・・・ 写真1
2 境内の建物、石碑、地蔵などもいい被写体です。 ・・・ 写真2~6
3 出会いがしら(アクシデント)をうまく写真に取り込みましょう。・・・ 写真7~12
ワンポイントレッスン 第10回
撮影講座9 「豊洲を撮る」
2020.11.3掲載
11月28日の撮影会のためのワンポイントアドバイスです。
2013年9月から7年振りの豊洲。
その変化を含め、晴れていれば豊洲ならではの夕暮れや夜景も狙ってください。
1 土地の記憶が分かるような写真を。(写真1、2、3)
2 近年整備が進んだ姿を。(写真4、7)
3 橋からの貴重なアングルを生かして。(写真5、6、8、9、10)
〇 豊洲周辺(写真1~4)
〇 豊洲大橋から(写真5~8)
〇 晴海大橋から(写真9~10)
ワンポイントレッスン 第9回
撮影講座8 「猫を撮る」
2020.10.7掲載
10月24日の撮影会(神楽坂)の参考にしてください。
1 できるだけ接近して撮ろう (写真1、8)
2 ノーファインダーでもトライしよう (写真5)
3 風景の中に溶け込ませて撮ろう (写真3、4、7)
4 高速シャッターでしか撮れない姿を (写真6)
5 望遠で背景をボケさせて猫を引き立てる (写真2)
6 アングルを上げたり下げたりしてみる (写真2、3、5、7、8)
ワンポイントレッスン 第8回
撮影講座7 「建物を撮る」
2020.8.22掲載
写真は全て次回の新富町周辺を下見した時の写真ですので、9月12日の撮影会の参考にしてください。
ワンポイントレッスン 第7回
撮影講座6 「望遠レンズの攻略法」
2020.7.5掲載
● 望遠レンズの特徴である「遠近感の圧縮」効果を最大限に生かす。望遠になればなるほど(100㎜より200㎜の方が)その効果は大きくなる。
【写真1】 鳩の背景に駒形橋の照明とスカイツリーを入れて遠近感を圧縮させて、橋での情景を見せました。
【写真2】 双子を連れた父親と孫と散歩の祖母?と自転車の男性を入れて橋の賑わいを感じさせようとしました。遠近感を圧縮させることで橋が賑わっている感じが強調されます。
● ぼかした被写体を近景に持ってくることで遠近感を強調する。
【写真3】 画面左下の少年を撮っていたら弟と母でしょうか、後から画面に入ってきたのでそのままシャッターを押しました。
● 風景の一部分を切り取る。いい風景だなと思っても切り取り方(フレーミング)で良くも悪くもなるもの。望遠レンズで緊張感のあるフレーミングを。
【写真4】小名木川の川施餓鬼です。印象的な風景ですが意外と難しいもの。ゆらゆらと川面を流れる灯籠を望遠レンズで様々なフレーミングで切り取りました。
ワンポイントレッスン 第6回
撮影講座5 「商店街の撮り方」
2020.6.20掲載
今回は、『商店街の撮り方』を「佐竹商店街」の写真を使用してのレッスンです。6月27日(土)の撮影会での撮影に参考してください。
1 廃れている部分をしっかり見せよう。(写真1)
2 商店街の特徴を探す。(写真2、3)
3 人物を入れて、あるいはあえて入れないで・・・。 (写真4、5)
ワンポイントレッスン 第5回
撮影講座4 「広角レンズの攻略法」
2020.3.3掲載
1 近景と遠景を意識して画面を構成しましょう。(写真1.2.3)
2 歩きながらのスナップ撮影に積極的に活用しましょう。(写真4.5)
3 建物などの撮影では、広角特有の歪みをなくすために画面の中心で撮影して天地からトリミングするといい。(写真6.7)
4 下から見上げて生まれる歪みをあえて活かすこともあります。(写真8)
5 被写体にギリギリまで寄って広角特有の迫力を出そう。(写真9)
写真1 手前のスケボーの人を近景に背景のビル群を遠景に。
写真2 花壇の同心円をしっかりと見せて近景に画面奥の建物群を遠景に。
写真3 路上のレリーフを近景に観覧車などを遠景に、その間に自転車や人を。
写真4 渋谷スクランブル交差点で歩きながらの撮影。
写真5 渋谷スクランブル交差点で歩きながらの撮影。
写真6 広角特有の歪みをなくすために建物の垂直水平を出し天地をトリミング。
写真7 広角特有の歪みをなくすために建物の垂直水平を出して天地をトリミング。
写真8 下から見上げたアングルであえて歪めて見せるのもあり。
写真9 広角でギリギリまで近づいて撮影すると独特の迫力が生まれる。
ワンポイントレッスン 第4回
撮影講座3 「冬の光を撮る」
2020.2.2掲載
1 この季節特有の光が作り出す情景を撮影してみましょう。
太陽が低いため影が長くなり、また影になる部分も多くなります。これを写真に取り込み印象深い写真に。
2 光が当たっている部分が飛ばないように、露出は少しアンダーめがおすすめです。
ワンポイントレッスン 第3回
撮影講座2 「橋を撮る」
2020.1.17掲載
これは建築物の撮影全般に言えることですが、まずは全体像を把握するところからはじめましょう。
川沿いに遊歩道などがあればそこから狙うと見上げるアングルになり迫力のある写真になります。
当然広角レンズでの撮影になることが多くなりますので、水平を保って歪まないように注意してください。
2 その橋の特徴を探す (写真3、4参照)
歴史を感じるレトロなものから現代的な建築のようなものまで橋の表情は実に様々です。
その橋ならではの特徴を探し、写真に取り込みましょう。
3 橋の細部を見逃さない (写真5、6参照)
橋の細部をしっかり観察しましょう。
面白さは細部にあります。
4 橋+アルファで面白い写真に(写真7、8参照)
人や船、車に夕景など違う要素を入れることで、見る人のイメージが膨らむような写真にしてください。
5 ライトアップは必撮(写真9、10参照)
景観への意識が高まり、橋のライトアップも随分向上してきました。ぜひ撮影しておきましょう。
空に明るさが残っている頃が狙い目です。
ワンポイントレッスン 第2回
撮影講座1 「イルミネーション」
2019.11.20掲載
1 イルミネーションはボカして見せよう (写真1、2、3、4、8参照)
ピントが合っているイルミネーションはあまり面白くありませんが(写真1)、ボカしてみせると格段に美しくなります(写真2)。
望遠レンズで見せる方が効果は大きく、大胆に前ボケとして画面に大きく入れたり(写真8)、たくさんのイルミネーションを背景に持ってきて華やかな印象にするなどいろいろ試してみましょう。
背景に明るいイルミネーションを持ってくることで奥行きも感じさせてくれます。(写真3、4)
望遠レンズでの絞りは「開放かなるべく開放に近い絞り」での撮影をおすすめします。
2 イルミネーションを画面に入れながらショーウインドーと人物をシルエットで狙ってみよう (写真5、6参照)
ショーウィンドーはいつでも魅力的な被写体ですが、とりわけイルミネーションの時期は華やかさが増してきます。
いいフレーミングを探しながらシャッターチャンスを作り出してみましょう。
スローシャッターで人物をブラしてみるのも面白いです。
3 ホワイトバランスに気を配ろう (写真7参照)
イルミネーションの撮影では「色味」の印象がとても大切です。
肉眼に近く撮影したい場合には特に「ホワイトバランス」に気を配りましょう。
まず撮影した画像を再生して「オート」でいいのか、「太陽光」でいいのか、あるいは他かを判断しながら、イルミネーション(各種LED照明)との相性のいいホワイトバランスを探しましょう。
「色味」はそれぞれの好みがありますので、正解は一つではありません。自分が撮りたい色でいいのです。
4 露出で変わるイルミネーションの印象 (写真3、4参照)
イルミネーションに限った話ではありませんが、とりわけ露出で印象が変わるのがイルミネーションです。
好みの問題ですが、少し明るめがいいと思います。
ワンポイントレッスン
第1回 鷹野晃の散歩写真五カ条・基本編
2019.10.22掲載
1 全身好奇心で出かけよう
あっ、と心が動いた瞬間を逃さないように。
感じたものは全て撮る心構え。
2 光に敏感であれ
光の見極めがいい写真になるか、どうかの分かれ目。
光の質と方向には常に敏感でいましょう。
3 シャッターチャンスを作り出そう
偶然出会った瞬間を撮影するのはもちろんですが、少し先を予測することでシャッターチャンスを引き寄せることもできるのです。
4 あとでまた撮ればいいか、は禁物
少し待った方が光が良くなりそうだと思っても、まずは今撮影しておきましょう。
その瞬間は二度とないのですから。
5 厳選した機材を
撮影に行くとなるとついつい余分な機材も、となってしまいがちですが2~3時間歩くとなると身軽なのが一番。
必要最小限の機材で出かけましょう。
ちなみに私は、
・ 広角系ズームレンズ 17-35㎜
・ 望遠系ズームレンズ 70-200㎜
・ マクロレンズ 100㎜
・ 予備のバッテリー
です。