11月18日(土)午後1時から「待乳山聖天~吉原~鷲神社」の撮影会が開催されました。今戸神社に集合し各自撮影。隅田公園へ向かい今戸橋、竹屋の渡し碑、待乳山聖天にて撮影。山谷堀公園を進み中江・いせや、見返り柳、大門、吉原神社、吉原弁財天、鷲神社へと向かうコースでした。
賑わう浅草駅周辺から少し離れた住宅地にある今戸神社は、招き猫発祥の地と言われており境内には大小の招き猫が点在しています。神社のマスコット的存在の白猫「なみちゃん」も社殿付近を参拝?していて、訪れる人々の注目を集めていました。
次に向かった待乳山聖天は、一夜のうちに涌現した霊山と言われる小高い丘という立地から、霊験あらたかな名所として古くから多くの絵画や歌の題材となっています。境内の各所には大根と巾着の印があり、大根は身体健全、巾着は財福の功徳を表しています。特に大根は身心を清浄にする聖天さまのご供養に欠かせないお供物とされ、法要を終えた大根は自由に参拝者に授与されるというおおらかさも賑わいのひとつとなっています。
山谷堀公園は、江戸時代には9つの橋が架けられていた水路・山谷堀を埋め立てた公園です。堀の周辺は歌舞伎の街・猿楽町や吉原があり多くの人が集う歓楽街でした。公園内には今戸焼のモニュメントや「猪牙船(ちょきぶね)」を模したベンチもあり、スカイツリーを背景に浅草らしい写真を撮れるポイントになっていました。
この日撮った作品は12月9日(土)の講評会で鷹野講師からアドバイスや講評をしていただきます。森下文化センターで午後2時からの予定です。
会員以外の方の見学(無料)を随時募集しています。興味や関心をお持ちの方、お気軽にご参加されませんか。見学をお申し込みの方は「お問い合わせ」フォームをご利用ください。お待ちしています。