6月24日(土)午後2時から「赤坂周辺」の撮影会が開催されました。
豊川稲荷東京別院に集合し境内を自由撮影後、丹後坂、薬研坂、円通寺・専福寺へ向かい、三分坂、本氷川坂から赤坂氷川神社にて自由撮影。氷川坂、南部坂から久國神社へと進むコースでした。坂道巡り以外に周辺の一ツ木通り、赤坂みすじ通りや日枝神社などで撮影した会員もいました。
赤坂の地形は、武蔵野台地を赤坂川が侵食してできた谷の町で、広い道から路地裏まで含めると59カ所の坂道があります。
江戸幕府の要衝として発展した歴史があり、築地塀の美しい三分坂、すり鉢状の地形が薬を砕く薬研(やげん)に似ていることから付いた薬研坂、忠臣蔵の「南部坂雪の別れ」の舞台でもある南部坂など、江戸時代を彷彿とさせる坂の名前が付いています。見上げると高層ビルが立ち並び、上下で対照的な風景を見ることができました。
また、徳川吉宗が造営したと言われる赤坂氷川神社の社殿は、関東大震災や東京大空襲などの災禍を免れ、境内の大銀杏や鳥居、7対の狛犬、石灯籠などと共に創建当時の姿を現在に伝えています。緑深い境内には茅の輪が置かれており、縁結びのご利益を求めてか、若い世代の人たちが多く参拝しており、丁寧に頭を下げてくぐり抜ける姿が印象的でした。
この日撮った作品は7月15日(土)の講評会で鷹野講師からアドバイスや講評をしていただきます。江東区文化センターで午後3時からの予定です。
会員以外の方の見学(無料)を随時募集しています。興味や関心をお持ちの方、お気軽にご参加されませんか。見学をお申し込みの方は「お問い合せ」フォームをご利用ください。お待ちしています。