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4月撮影会「音羽から小日向周辺」

庚申坂の上から撮影する鷹野講師と会員
庚申坂の上から撮影する鷹野講師と会員

4月22日(土)午後2時から「音羽から小日向周辺」の撮影会が開催されました。江戸川橋駅に集合し、音羽地区の鷺坂、八幡坂へ向かい、小日向地区の鼠坂、切支丹坂、庚申坂を通り、茗荷谷に近い藤坂、蛙坂も回って江戸川公園へと戻るコースでした。坂の登り降りが多いため、足腰に不安のある会員は神田川沿いの遊歩道の公園や巻石通りに並ぶ寺院、八幡坂に近い鳩山会館などで撮影を行いました。

 

東京23区のほぼ中央にある文京区は、武蔵野台地の東の縁にあたり、神田川や現在は暗渠となっている川が刻んだ低地と、川によって分かれた台地との間にできた谷で構成された「坂の街」です。

 

江戸時代の大名屋敷が明治以降に軍の施設や教育機関に転用され、文化・文芸に関わる人々が集まり、歴史ある文教地区へと変遷しました。

 

かつてキリシタン牢屋敷のあった切支丹坂、森鷗外の短編小説題名でもある鼠坂など、歴史を感じ文豪の足取りにも思いを馳せる坂道もありました。

 

また昔ながらの石積みの塀と直角カーブの急坂に圧倒される鷺坂、登りきると見える丸ノ内線と坂道の曲線が面白い庚申坂など、現在とコラボする独特の景色の撮影を楽しむことができました。

 

この日撮った作品は5月6日(土)の講習会で鷹野講師からアドバイスや講評をしていただきます。森下文化センターで午後1時からの予定です。

 

会員以外の方の見学(無料)を随時募集しています。興味や関心をお持ちの方、お気軽にご参加されませんか。見学をお申し込みの方は「お問い合せ」フォームをご利用ください。お待ちしています。