4月8日(土)午後2時から森下文化センターで講評会を開催しました。持ち寄られたのは2月19日の撮影会「下高井戸周辺」の作品です。
京王線と世田谷線が乗り入れる下高井戸駅は、電車・踏切・線路・人・車・建物の距離感がとても近い独特の風景でした。目を引くのは下高井戸駅前市場の歴史ある佇まいで、中に続く店舗もどこか懐かしく、魚屋さんの手書きポップの鮮やかさや、今はほとんど見かけない商品の看板など貴重な日常を切り取った作品が多く見られました。
京王線の高架工事区間でもあり、仮設パネルの続く歩道や、閉館してしまった銭湯、空き地に残る植木や配管など、過去に思いを巡らせる景色もこの土地ならではでした。
また玉川上水公園沿いのお寺群や菅原神社では、紅白の梅や早咲きの桜が咲き始め、静かな春の訪れを改めて見返すことができました。
最後に講師が選んだベスト作品を「ギャラリー」に掲載していますのでご覧下さい。
次回の講座は4月22日(土)午後2時から「音羽から小日向周辺」で撮影会を開催します。集合時間などの詳細は、このブログに掲載の「撮影会のご案内」をご参照ください。
会員以外の方の見学・体験は無料です。お気軽にご参加されませんか。ご希望の方は「お問い合わせ」フォームから申し込みください。お待ちしています。