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第7回協力講座「江戸今」講評会を開催

並べられた作品を鑑賞する鷹野講師と受講生
並べられた作品を鑑賞する鷹野講師と受講生

1月23日(日)第7回協力講座「江戸今」の講評会が、森下文化センターで開催されました。持ち寄られたのは1月9日の「萬年橋から新大橋周辺」で撮影された作品です。

 

はじめに、全員で机上に作品を並べ鑑賞しました。川面に映り込んだ橋のフレームのゆらぎ、隅田川テラスのベンチに映るゼブラ模様の影など、冬の日差しが作り出す自然の瞬間を捉えた作品が印象的でした。

 

次に鷹野講師が順次プロジェクターで投影しながら講評しました。萬年橋や清洲橋などそれぞれの橋のフレームを生かした作品や、遠景のビルや通行する車・人との対比がうまく捉えられている作品が多くあり、「建物を撮るときはきっちり水平を意識する」と見る人が心地良いと感じる写真になりますと、アドバイスしていただきました。

 

続いて、次回の撮影コースの予習として湯島天神、上野清水観音堂、不忍池、月のまつなどを描いた広重の名所江戸百景や、講師が撮影した同所の写真などを見ていきました。ちょうど梅の花が咲く頃で、季節感のある風景が期待できそうです。

 

最後に、講師が選んだ受講生各1枚ずつのベスト作品を、ホームページの「江戸今」ギャラリーに掲載しています。

 

次回の第8回講座は、2月6日(日)午後1時から「湯島天神から上野清水堂周辺」を撮影予定です。ホームページの「江戸今」コース4の撮影ルート地図をご参照ください。