1月9日(日)まだ歩道に積雪の残る晴天の日、第6回協力講座「江戸今」撮影会が開催されました。
午後1時に清澄白河駅を出発し、小名木川沿いから萬年橋、清洲橋、隅田川テラス、新大橋、芭蕉庵史跡周辺へと至るコースでした。出席した受講生は16名、フォト森下の会員サポーターが4名参加しました。
初めのポイントは萬年橋です。隅田川と小名木川が合流する風景は広重が、橋の欄干と桶に吊された亀を構図に取り入れ、遠目の富士山と共に描いています。
鷹野講師から、この独特なアーチの構造や、高さを生かして奥に見える清洲橋も入れるなど、色々な構図を試してみて下さいとアドバイスがありました。
次のポイントは清洲橋です。関東大震災の復興事業として、前回の講座で訪れた永代橋と共に計画された橋です。曲線構造が対となっていて、男性的な永代橋・女性的な清洲橋と言われています。その繊細で美しいフォルムをじっくり間近で見たり、下から全体を、隅田川を行き交う観光船と納めてみたり、皆さんそれぞれにカメラやスマホで切り取っていました。
清洲橋へ向かう途中のテラスでは、釣りを楽しむ方がたくさんいました。運良くフッコ(と思われる)を吊り上げた方と出くわし、スカイツリーをバックに釣果を撮影させていただくという、隅田川歩きの楽しみも満喫しました。
この日撮影した作品は、次回の講座で講師の講評とアドバイスをうける予定です。1月23日(日)午後2時から森下文化センターで開催されます。