「歴史散歩+まち歩き撮影」という新しい形の写真講座「広重が描いた江戸の今を撮る」の第1回目が10月31日(日)に森下文化センターで開催されました。
浮世絵師・歌川広重が「名所江戸百景」などで描いた風景がどのように変化しているのか、人々の暮らしにも思いを馳せながらその周辺の今を撮影していきます。
今回の参加者は17名(欠席3名)です。スマホのみで撮影する方や、前回から引き続き受講される方など様々でした。
講師の写真家・鷹野晃氏がプロジェクターで投影しながら江戸の切絵図や広重の浮世絵、明治・大正・昭和の写真、令和の今の様子を見比べました。江戸の成り立ちを定点で見る面白さを堪能しました。
続いてテキストを参照しながら、構図やフレーミングなど基礎的な写真の撮り方を話していただき、「とにかくたくさん撮って、偶然という出会いを写真に取り込んでほしい」とアドバイスがありました。
講座のスケジュールは、5回の講評と4回の撮影会を来年2月20日(日)まで行います。
次回の第2回目講座は、11月14日(日)に日本橋周辺を撮影予定です。